EmRes®とは
フランス発祥、アメリカをはじめ世界に広がる
感情解決メソッドです
私たちがご紹介するエムレスは、私たちの体に、生まれながらにして備わる、
自己の感情を解決するための生理学的な能力を活用するためのメソッドです。
普段私たちが抑えこもうとしている身体感覚を認知した上で解放し、それと共に不要な感情的反応を手放すのです。
このエムレスを活用することで、長く引きずってきたトラウマや大きなストレス、また日常の小さな感情やストレスがもたらす、 怒り・嫉妬・恐怖症・不安・恥・回避等のネガティブで破壊的な感情パターンから解放された豊かな人生を送ることが期待できます。
そもそも、感情ってなに?
人は感情の生き物と言えます。人生を楽しむには豊かな感情表現と感情のバランスが取れていることがとても大事です。
しかし、私たちが生きていく中、または日々の生活の中で、否定的な感情を持つ事はよくある事です。
人生の転機とも言える大きなトラウマのみでなく、日常に起きる小さな出来事によるストレスも否定的な感情と結びついています。
そんな否定的な感情に左右されて、自分自身を抑止したり、行動を制限したり、人生経験を避けたり、心の平穏を得られず、幸せと感じられなくなることはないですか?
実際、私たちは感情から一時的に逃れるために、ありとあらゆる方法を使っているのが現実です。怒りや恐れが抑えられない、というような否定的な感情パターンに留まってしまったり、そのような思考が繰り返し現れることもあります。その状態が改善されなければ心も身体もバランスを崩したり、中毒的行動、過食、アルコール、ドラッグやその他の自己破壊的行為に走ったり、身体の症状として現れてしまうこともあります。
以下のような自分では気づかないような思いも
蓄積されると大きなストレスになって行きます
なんとかする、我慢する、人生そんなもんだと思う
「こんな自分はダメだ」と自己否定する
人間関係(夫婦・友人・同僚など)の中で、支えられていないと感じる
新しい状況や、社交的な場面に対して言い訳を作って避けようとする
何かや誰かによって制限されているように感じる
本当にどう感じるかを隠したり、コントロールしようとする
失敗することに対して神経質になる
感謝されていない、認められていないと感じる
エムレスの感情解決のプロセスと、そのメカニズム
「体内感覚の静寂化」
エムレス EmRes® の根底には、体内感覚静寂化と呼ばれる精密なプロセスがあります。
このプロセスにより、身体感覚を通して私たちの感情の起源に繋がり、
望まれない感情的反応を永続的に調整します。
1
過去のハイストレス時の体験記憶に
つながる要素が環境にあると、
脳が「危険!」を予測します。
ハイストレスな状態になると認知機能がシャットダウンし、潜在意識の脳のみが機能します。ハイストレス時の出来事は、五感を通して察知する環境要因とその時に感じた身体感覚の全てが潜在意識下に刻み込まれてしまいます。そのインプットされた情報記憶の要素の一つでも、今の環境の中に現れると、脳が「危険!」を予測して、反応します。
胎児期から3〜5歳までの認知機能はまだ発達しておらず、またこの時期は人生の中で非常にハイストレスを感じやすい時期と言えます。その時期以降でも、ハイストレスな状態になると認知機能がシャットダウンし、潜在意識の脳のみが機能します。そこでは生理反応が中心になり、その時に察知する環境要因とその時に感じた身体感覚は全て、ブラックボックスのように潜在意識下に刻み込まれていきます。
2
脳の反応に伴い、過去にインプット
された身体感覚がまず現れます。
心臓の鼓動が激しくなる、息苦しい、頭が痛い、 カーッと熱くなる、吐き気、手足の震えなど、何らかの身体的な変化が起こります。
3
身体感覚が起こる、それを
治めようとして感情が起こります。
ハイストレスな状態の身体感覚をバランスしようとして、恐れ、心配、怒り、不安、悲しみなど、さまざまな感情が湧きおこります。
4
エムレスを行い、
身体感覚とつながることで
感情的パターンを解決します。
これまであまり知られていなかったのですが、私たちは、それらの身体感覚的側面につながることによって、それらの感情的パターンを解決する内なる能力を持っています。身体感覚を押さえつけずに、自然に変化させてリリースすると、感情は役割を終えて不思議なくらいさっぱりと消えていきます。
感情を押さえつけると・・・
身体感覚も押さえつけられますが、根本解決にはなりません。なので脳が予測する「危険!」の要素が再び環境下に現れると、また身体反応が起こり、心配、自己批判、怒り、不安、悲しみなど、さまざまな感情が誘発されます。
5
否定的な感情が
自然と解決されます。
エムレスによって、脳は、これまで「危険!」(ハイストレスな状態を想起させる刺激)としていた「予測」をなくします。だから、それ以降、環境下に刺激が表れても反応しなくなり、永続的に感情は起こらなくなるのです。
このシンプルな生理学的能力は、全ての人間に生まれながらにして備わっていますが、これまで自然のままに待つだけとなっており、意図的な活用は残念ながらまだほとんどなされていませんでした。エムレスがその見方を根本的に変えたと言えます。
エムレスは、誰でも持っているこの能力に焦点をあて、制限を与える否定的な感情を永続的に解決する、最先端の画期的なメソッドです。
EmRes®の歴史
フランスからアメリカ、
そして世界へ。
エムレスは、2000年初頭、フランスを中心にヨーロッパでスタートし、臨床によって効果を上げてきました。そのメソッドは脳神経学者や心理学者、その他、脳・精神・身体に関連する研究者達のリサーチとも合致しています。この最新の方法に魅了され、エムレスメソッドとして構築した専門家グループによる組織、エモーショナル・ヘルス・インスティテュート(E.H.I)が、アメリカで2019年に設立され、サンフランシスコを拠点に活動を行っています。
感情についての研究は日々進化しており、感情は、脳、体、外的環境、過去の経験からの情報を含む複数の要因から発生し、感情はむしろ脳全体によって組み立てられるということが解明されています。また、近年の神経科学者たちの研究により、身体感覚と感情はつながっていて、機能不全のネガティブな感情パターンは身体感覚につなげることにより、永続的に解決することも科学的にも解明され始めています。
これにより、感情問題で悩み苦しんでいた多くの方が恩恵を受け、より豊かな人生を手に入れることに寄与しています。